軽いやけどや日焼けに!ステロイドを避けたい方にも「赤色ワグラス軟膏」おすすめしたい理由とは?

料理中などにちょっとしたやけどってよくありますよね。

料理に慣れた人だと、「大したことない」と放置することも多いはず。
しかし思いがけず治りが遅くなったり、跡やシミが残って、

お客さま

ちゃんと手当しておけばよかったな

と、後悔したことがありませんか?

そこでこの記事では、やけどの応急手当や、留意点、そしてカテイ堂がおススメする軟膏薬についてをご紹介します。

やけどはレベルによって命に関わることもあります。決して甘く見ず、症状をしっかり見極めて、適切な対応をとることがとても重要です。

もしものやけどの時に後悔しないケアができるようになっておきましょう。

カテイ堂店主:桑原恭子
くすりのカテイ堂店主:桑原恭子
くすりのカテイ堂外観
カテイ堂は宮崎ニシタチのど真ん中にあります

目次

カテイ堂のプロフィール

・宮崎市最大の歓楽街「西橘通(通称ニシタチ)」にある創業66年の薬屋
・生まれも育ちもニシタチの三代目店主が毎晩深夜2時まで元気に営業中
・お酒を楽しみたい人や夜職のみなさんの健康を長年支えています

そもそもやけど(火傷)とは?

やけどは医学専門用語では「熱傷」と呼ばれるケガで、高温の気体・液体・固体に触れることで、皮膚や粘膜が損傷を受けることを指します。

やけどの原因

やけどはとてもよく起こるケガのうちの一つです。
誰もが経験したことがあるものだですが、原因は主に以下ものがあげられます。

熱湯・油・蒸気によるやけど

熱によるやけどの典型的な例です。家庭でもよくあるやけどですが、症状は症状は損傷を受けた範囲や深さによって異なり、軽いものから重症まであります。時間がたつと、水ぶくれになったりする場合もあるので、しっかり経過観察してください。

紫外線によるやけど

「日焼け」で赤くなったり、ヒリヒリする場合は「やけど」同じ状態です。ひどい場合は水ぶくれができることもあります。紫外線を浴びて数時間後に遅れて炎症になり、数日間続くこともあります。

化学物質、電気などによるやけど

化学物質によるやけどは強酸や強アルカリによるもので、家庭用洗剤でもおこります。
電気によるやけどは家電やコンセントによる電気事故や雷が原因で発生します。

他にも放射線や凍傷などでおこるやけどもあります。
これらのやけどは市販の医薬品だけでは対処が難しくなります。自己判断はせず、必ず医師の診察を受けてください。

やけどの程度

やけどの程度はその深さ・広さで決まります。軽傷か、病院に行くべきか、判断の参考にしてください。

やけどの広さ

広範囲のやけどは命に関わることがあります。

成人では受傷面積が体表面積の40%以上で生命の危機、20%以上でショックをおこす危険があり、乳幼児や老人では30%以上で生命の危機、10%以上でショックをおこす恐れがあります。

広範囲のやけどは死亡率が高い外傷であり、軽度でも傷跡を残しやすいケガだといえます。

やけどの深さ

(1)一番浅いやけどの場合(I度熱傷)

一番浅いやけどは、日焼けと同じで皮膚が赤くなりひりひりと痛みますが、水ぶくれ(水疱)はできません。
このような場合には、よく冷やしておくだけで、ほとんどは病院に行かなくても自然に治ります。

ただし、時間が経ってから水疱ができてくることもあるので(この場合はII度熱傷だったことになります)、経過観察は十分に行うようにしてください。

(2)中ぐらいの深さのやけどの場合(II度熱傷)

Ⅱ度熱傷にも浅達性Ⅱ度、深達性Ⅱ度と、やけどが達した深さで分けられます。水ぶくれができるのは、中ぐらいの深さのやけどです。

水ぶくれは、やけどのきず口を保護する役割があるので破らないように。すぐに水で冷やした後に、清潔なガーゼなどで覆って水ぶくれが破れないように気を付けて、できるだけ早く病院に行きます。

(3)最も深いやけどの場合(III度熱傷)

最も深いやけどは、水ぶくれにならずに皮膚が真っ白になったり、黒く焦げたりしてしまいます。やけどがここまで深くなると、かえって痛みをあまり感じなくなります。

このようなやけどは治りにくく、手術が必要になることもあるので、痛みがないからといって安心せずに、必ず病院に行きます。

やけどの治療法

やけどはまずは応急処置が大切です。この応急処置でその後の経過、や傷跡に大きな違いがでてくるので、軽く見ずに速やかに対処しましょう。

応急処置

すぐに流水で10~30分程度冷やしましょう。

やけどを冷やすと、痛みが軽くなるだけでなく、やけどが悪化することを防ぎ、治りを早くします。

無理に衣服を脱ごうとせず、着たまま冷やしましょう。衣服が貼りついて皮膚や水泡をはがしてしまうのを防ぐためです。

保冷剤なども活用できますが、服の上から使用し長時間冷やしすぎないように注意しましょう。

薬による治療法

ごく軽度のやけどであれば、特に薬を使用しないでも治ることがあります。しかし、やけどの程度はわかりにくく、時間の経過で水ぶくれができることも。軽く見ずにできる限りのケアをしておくことをおすすめします。

やけどに使われる薬の種類

非ステロイド系の軟膏薬

非ステロイド系の軟膏薬は比較的副作用のリスクが低めで、効き目がマイルドなものが多いです。
ステロイドの薬に対して抵抗感がある方にはおすすめです。効果・効能に「やけど」と記載されているものを選びましょう。

ステロイド系の軟膏薬

即効性のある薬を求めるならばステロイド系がいいでしょう。
ただし、ステロイドは長期に渡って使用することで免疫力の低下などの副作用が懸念されます。
すぐに治らないと感じた場合は、直ちに医師や薬剤師に相談しましょう。
できるだけ短期間の使用にとどめることが望ましいです。

ヘパリン類似物質のクリーム

痛みやヒリヒリが治まってからも、やけど跡を残したくない、とお考えならヘパリン類似物質のクリームをおすすめします。
ヘパリン類似物質はしっかり保湿することで肌を保護し、皮膚のターンオーバーを促します。
キレイな状態の肌に修復させるために長期間かけて使用を続けるといいでしょう。

医療機関での治療

やけどの治療で市販薬でもOKなのは、症状が軽い場合に限ります。

水ぶくれができるほどのやけどは医療機関を受診しましょう。
軽度と思っても傷の深度を素人が判断するのは難しく、見た目よりも深くに及んでいることも少なくありません。

軽度のやけどは主に外用薬(ぬり薬)での治療になりますが、医療用の薬は市販の一般薬より効果が強いものや、市販されていないものもあります。

さらに重症のⅡ度、Ⅲ度熱傷では感染症の予防が重要になり、市販薬での対応は難しくなります。場合によっては皮膚移植などの手術が必要です。

特に、範囲が広い場合や、顔・陰部のやけどはすぐに救急車を呼んで総合病院へかかりましょう。

カテイ堂がおすすめするやけどの塗り薬

赤色ワグラス軟膏(第3類医薬品)…1,540円(税込)

軽いやけどには、だんぜんおすすめは【赤色ワグラス軟膏】1,540円(税込)。
ステロイド系の薬に抵抗がある方にもお使いいただける、生薬系の製品です。

マイナーですが、日本の漢方医薬品メーカー「剤盛堂薬品」が製造しており、中国の明代から伝わる処方を、江戸時代に華岡青洲が改良した軟膏薬「紫雲膏(しうんこう)」がベースになった商品です。
従来処方の硬く、伸ばしにくい点を改善しており、患部に刺激を与えにくく、なめらかな使い心地を実現ました。

紫根(シコン)、当帰(トウキ)などの生薬成分が配合されており、新しい皮膚の形成を助け、外傷やただれなどの傷口を治すよう働きます。

漢方らしい独特の臭みがあり、真っ赤な色が特徴的です。
ガーゼやばんそうこうを使うと染み出た部分が目立つことや、塗布のみでは衣服や寝具に色移りすることがある点がデメリットです。

ラミネートのチューブで使いやすく、やわらかい軟膏です。
たっぷり塗るとこんな感じ。なかなか毒々しい色味ですが、薬です…。

赤色ワグラス軟膏は、どんなやけどに適してるの?

ちょっとヒリヒリするくらい、病院に行くほどでもない、

その程度のやけどの時は、赤色ワグラスでしっかり手当をしておけば、翌日からの治り方が違ってきます。
やけどは早めの対処が何より肝心。赤色ワグラス軟膏は、特に、やけど跡を残したくない人にぜひ使ってほしいアイテムです。

日焼け=やけど!?手当てするなら赤色ワグラス

「紫雲膏」でネット検索をすると、「美肌効果」や「美白」というワードがあがってきます。
これは紫外線による日焼け=「やけど」ということで、日焼けで赤くなった時の治療にも使われていることを示しています。

紫外線ダメージは、ヒリヒリやほてりなどの炎症だけでなく、後々のシワ、シミ、たるみなどの肌の老化を引き起こす大きな要因です。
どんなにしっかり対策をしていても、ゴルフや海のレジャーなどで、うっかりひどく日焼けをすることってありますよね。

そんな時にはぜひ赤色ワグラス軟膏で手当をしてください。日焼けケアは赤色ワグラス軟膏が得意としている所です。
非ステロイド系のお薬なので、副作用の心配は少なめで顔にも使用いただけます。

美肌効果もある!?赤色ワグラスの実力

赤色ワグラス軟膏をはじめとする紫雲膏は、紫外線による炎症(やけど)を治すリカバリーの効果はもちろん、日焼けの後の炎症を素早く抑えることで、シミ生成の予防も期待できます。
また、傷を治す作用はニキビ跡のケアにも使えます。さらに油分を多く含み保湿効果もあるため、美肌ケアに有効!?と評判になったようです。

しかしあくまでも肌トラブルの治療を目的とした製品なので、デイリーケアとして化粧品の使用するのは難しいかもしれません。

やけど薬の効果的な使い方

薬の働きを効果的にするために、用法用量は守って使用しましょう。添付の説明文書もしっかり読んでくださいね。

まずはあわてずに応急処置から丁寧に行うことが、治りが早くなるかどうかのポイントです。

まずは流水で冷やしてから

早めの対処が明暗を分けます。大したことないと思って放置して、後から痛みが増したり、シミやケロイドが残ることに。まずは流水で10分以上冷やしてください。目安としては痛みを感じなくなるまでです。水をかけられない部位であれば、保冷剤などを活用します。

市販の薬を使用

アロエやすりおろしたジャガイモなど患部に当てる民間療法は感染の可能性があるので絶対にNGです。
十分に冷やした後に塗り薬を使います。

軟膏はケチらずたっぷりと使い、清潔なガーゼをあてます。
患部にはりつかないように特殊加工がされたガーゼを使用するのがいいでしょう

水ぶくれが破れないように注意する

ガーゼをとる時も、水ぶくれはできるだけ破らないように注意します。くっついてしまった場合は、消毒薬などでビショビショに湿らせてからゆっくりはがします。

まとめ

やけどはよくおこるケガですが、素人判断がしにくく、思いがけず重症なこともあり十分経過を観察する必要があります。

ちょっとでも心配は場合は、早めに医療機関にかかりましょう。
軽症の場合でも、甘く考えずに速やかに処置を行ってください。流水で十分に冷やし、カテイ堂おすすめの「赤色ワグラス軟膏」を使用することでを経過に大きな差が出ます。

観光やレジャーで訪れた宮崎で、うっかり日焼けしたときでも、赤色ワグラス軟膏が使えます。ヒリヒリして痛い、ツラい症状を抑えたい、そんな時にもぜひお試しください。

対処や判断に困った時、悩んだ時にも、どうぞ気軽に相談に来てください。カテイ堂は月曜~土曜日の深夜2時まで営業しています。今夜もニシタチでみなさんのお越しをお待ちしています。

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