【漢方小ばなし】お屠蘇のハナシ③

屠蘇」という字は「屠」と「蘇」という漢字で出来ています。

諸説ありますが、「屠」の意味は屠(ほふ)る、「蘇」の意味は「蘇」(よみがえ)る、

で、1年間の邪気を祓い(屠り)魂を浄化(蘇らせる)ものだと、私は思ってます。

余談ですが、父の稼業だかが、倒産したか、しかかったかという事があったそうです。

前年の年の暮れにお餅を全部ネズミに引いていかれたんだと。

母は彼女の父親の影響で、メチャクチャ縁起を担ぐ人でした。母の影響で今でも私はぬるま湯を作るとき、もうこれはゼッタイお湯が先です。水から先にお湯入れる人を見ると心がざわつきます。

お餅をつく日も(当時は家の前で餅つきしてもらってた)暦を調べて決まってました。一夜飾り(大晦日に門松などを飾ること)などは言語道断。

御節の旨煮は具材は7つ、(これで母と娘うさこはちょっとした諍い)ともうそれは決まっていました。

普段料理はお手伝いさん任せの母が、御節だけは作っていて、何故か絶品でした。息子が今でも言います「ばあちゃんの黒豆が食べたい」

余談が長く鳴りました。 続く

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